【PC&NET】 イラストレーターに画像を取り込んだときに表示サイズが変わる問題

ちょっといつもと毛色が違いますが、アドビの「イラストレーター」の話です。

このサイトでもスクリーンショットへの説明文書き込みのために「イラストレーター」を使っていますが、実はいくつかの問題を抱えています。
これらについて調べてみました。

※イラストレーターを使い慣れている人ならば当たり前のことかもしれませんのであしからず。

スポンサーリンク

1.問題は何?

イラストレーターへ画像を取り込んだとき、表示されるサイズが縮小されているという問題です。

普段スクリーンショットを作る場合、スクリーンショットをマイクロソフト謹製の「ペイント」でトリミングをしてからイラストレーターに取り込んでいます。

このときに100×100pxの画像をイラストレータの【配置】で取り込むと、表示が75×75pxに縮小されてしまうのです。

illustrator_problem_02

ただし画像自体は100pxのデータを持っていますので、75pxを100pxに拡大してしまえば直ります。
イラストレーターに表示されるサイズが小さい。ただそれだけの他愛もない問題です。

しかし画像のサイズが231×205pxなどキリがよくないときは、いちいち元の画像サイズを確認しキー入力しなければならず手間がかかります。
それも数枚ならば我慢できるのですが、画像の枚数が多くなってくるとかなりの負担となります。

これを何とかしたいというわけです。

2.なぜ表示のサイズが変わるのか

これは画像の解像度が影響していました。

解像度は以下のように2種類あります。
  dpi:モニタ 1インチあたりのピクセル数
  ppi:印刷 1インチあたりのピクセル数
どちらも「1インチに何ピクセルの設定か」という情報です。
ここでは「ppi」という表記に統一して話を進めます。

画像フォーマットには画像サイズ(px×px)と別に、この解像度に関する情報が記述されているのです。

イラストレータは画像を取り込む際に解像度72ppiで処理をしています。ところがMSペイントで作成した画像ファイルは、

bmp:96ppi
jpg:96ppi
png:96.012ppi

と解像度が72ppiではないのです。

イラストレーターで取り込んだ先ほどの画像を見てみると確かに96ppiと表示されています。

illustrator_problem_03-01

MSペイントからjpgで出力した100×100px(96ppi)の画像は、イラストレーター上で72ppiとして扱われるので

100px × (72/96)=75px

となり、75×75pxで表示されるのです。

このように画像が持っている解像度情報が72ppiでないことが原因でした。

ちなみにpngの場合は96.012ppiと端数があるため、表示されるサイズにも端数ができます。

illustrator_problem_05-01b

なぜpngの解像度に端数ができるのかは後日解説する予定です。

余談ですが、フォトショップで確認してみると確かに96.012ppiなのですが、なぜかイラストレーター上では96.013ppiとして表示されます。
残念ながらこの理由はわかりませんでした。

illustrator_problem_07

illustrator_problem_06b-01

3.今後の対応は?

とりあえずMSペイントは解像度の設定が変更できないため使用不可とします。
フォトショップを使えば良いのですが、MSペイントと比較してトリミングをする工数が増えてしまいます。元々はそれを嫌ってMSペイントを使い始めたのです。

そこで直接イラストレーターにスクリーンショットを貼り、トリミングをせずに画像出力範囲を調整することで対応したいと思います。

illustrator_problem_04-01

これで解決です。

ただしイラストレーターに画像を取り込む場合、注意すべき点がもう一つあります。
これに気づかないと画像の文字がボケたり画像サイズが1px大きくなったり・・・
それについては次回に。


スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA